【防犯用語集】防犯カメラの説明でよく使われる用語の意味を教えてください。
解像度・○○万画素
解像度は画像において、どのくらい細かいものまで表現することができるかを表す数値です。
画像は画像を構成する点(ドット)の集まりで構成されます。
画像の解像度はその画像の縦横のドット数で表されます。
この数字が多いほど解像度が高い=映像が綺麗と言えます。
このdpi(ドットパーインチ)という単位は、主にプリンタやスキャナの性能を表す解像度として使われます。
また、光学系では白黒の細かいパターンを映し、何本見えるかで表現し、~本/mmという単位が使われています。
アナログカメラ(52万画素)・AHDカメラ(130万画素)・AHDカメラ(220万画素)の比較動画
耐衝撃性能
一部のドームカメラには耐衝撃性能が付いている場合があります。
耐衝撃性能が備わっていることで、犯罪者などが映像を撮らせないために防犯カメラを壊そうとするのを、ある程度 防ぐことが可能になります。
フレームレート
フレームレートとは【1秒間に表示する画像の数】のことをさします。
通常はfps(frame per second)という単位で表示されます。
例えばテレビで見る場合、30フレーム/秒がフルフレームで、それ以下の場合は不連続にカクカクとした動きに見えてしまいます。
バリフォーカルレンズ・バリ付き
バリフォーカルレンズ:varifocal lens
焦点距離を広角や望遠に変更可能なレンズのことをバリフォーカルレンズと呼びます。
バリ付きも同様です。
メインのレンズの前の付加レンズを動かすことで連続的に焦点距離を変え、ズームレンズと異なり、同時に結像面も移動します。
可変焦点レンズとも呼ばれます。
防水・防塵の保護等級(IP66など)
保護等級とは、JIS(日本工業規格)、IEC(国際電気標準会議)によって定められた、電気機器内への異物の侵入に対する保護の等級です。
IP68、IP65等と表記され、これは第一特性(人体および固形物に対する保護等級0~6)と第二特性(水の侵入に対する保護等級0~8)の組み合わせになっています。
IP68は第一特性数値が6、第二特性数値が8なので「粉塵が内部に侵入せず、製造者によって規定される条件に従って、連続的に水中に置かれる場合に適する」保護等級という事になります。
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