防犯設備士検定の概要

防犯設備士を取得するメリットとは?

防犯設備士のメリット

防犯設備士になると何がどう変わるのか?

防犯設備士のメリットとは?
防犯設備士の資格に関して果たしてどういったメリットがあるのかと考える人もいるかと思います。
まず第一に身近なメリットとしては、防犯機器の正しい知識や犯罪の手口といった事を知ることができるため、自分の身の回りに起こりうる犯罪等を予測することができ、正しい防犯対策を行なう事ができるということです。
そのため、自分だけに関わらず身近な家族や親戚、ご近所の方などにも知識を活かし、防犯対策の提案等を行なうこともできるかもしれません。

安心と信頼に繋がる防犯設備士

防犯設備士の資格を保有するということは信頼にも繋がります。
特に防犯機器の販売や提案を行なう職種の方々にとってはお客様に会社を信頼していただくためのツールになることもあります。
正しい知識と犯罪傾向を理解し、倫理的にどのような部分が欠けていてどのような犯罪が予測され、それを防ぐためにはどのような機器をどういった場所に設置することが最適であるのかを考え、提案・設置することでお客様自身も安心して機器を設置することができるでしょう。

警察から協力依頼を請けることも

防犯設備士の活動の一部として、防犯診断といった活動があります。
防犯診断というものは警察が主体となって、管理者や住居者等の協力の下、建物の状態や施錠や戸締りなどの状況を調べて、防犯における欠陥や不足した部分などを探し出し、これらに対する補強整備を行なう活動の事をいいます。
その際に、警察が防犯的観点から被害に遭う可能性のある人や施設や店舗などの欠陥していると思われる部分をしっかり把握するために、警察より防犯設備士に依頼を行い共同で活動を行なう事があります。
つまり、警察の方でも知らない、考えられないような専門知識を有するほどの資格となります。

さらにそれ以外にも現場防犯といた活動にも警察からの要請で参加することもあります。
現場防犯とは犯罪が発生した現場を調査し、その手口や状況に応じて、防犯措置を指導することをいいます。
このように防犯設備士は警察とも密接に関わる防犯に対する専門知識のプロとして成り立っています。

防犯設備士の今後の必要性

特に、この先には東京オリンピックを控え、それに伴い各国から様々な方々が来日されることが予想されます。文化の違いから日本人が犯罪に巻き込まれる可能性も考えられます。そのような時でも防犯設備士として不特定多数の方が出入りする公共施設や店舗などにも正しい機器提案を行なうことができるため、これから先の時代に必要な資格になり、状況に応じて様々なメリットがあると考えられます。